ドイツでは7年間で結婚解消のマニフェスト

Germany

昔ドイツで、結婚に関して奇抜な案を提言した議員がいました。その議員の名は、ガブリエレ・パウリ。2007年に、当時50歳である彼女が発したのは、「結婚して7年が経ったらその結婚は失効させましょう」、というもの。その思惑を聞かないと、なんとも突拍子もない話ですが、公の場で彼女はそう明言したそうです。

 

ちなみに、結婚7年といえば日本では銅婚式と呼ばれ、当然「今までありがとう」とお互いを祝福するもの。それが方やドイツでは、逆に失効というんですから穏やかではありませんね。

 

まず、彼女の立ち位置についてですが、ドイツ南部バイエルン州の保守派の政治家という肩書きです。そして、ポッと出の政治家ではなく、むしろその名が知られた大物。ですから、売名行為で掲げたマニフェストではなく、本心からのものだと推測できます。では、その内容を見てみましょう。

 

「結婚とはある時を機に、他人同士がひとつ屋根の下で生活を共にすることです。お互い愛情があるとはいえ、その期間が一生涯続くとはなかなか考えられません。つまり、ごく一部のカップルを除けば愛情には限度があるはずです。結果的に、そのまま愛のない生活を何年も何十年も続けていったとして、果たしてそれが幸せなのか?」

「愛のある生活こそが素晴らしいのであって惰性での結婚生活に魅力などありません。ですから、そもそも結婚生活には限度があることを前提に考えれば、その期間は7年がマックスではないでしょうか。ですので、7年が経てば、ひとまずその婚姻関係は解消。その後、そのまま婚姻関係を続けたいカップルはもちろん継続可能として、ひとまずは7年制を採用しましょう」

 

 

過激過ぎるマニフェストを掲げた女性議員

一見、もっともらしくも聞こえますが、冷静に判断すると矛盾点があることが分かります。まず、「本当に7年で良いのか?」「愛情には限度があるというが、それはあくまでもアナタの価値観の話」など、挙げていったらキリがありません。

 

また、婚姻関係を継続したい場合に手続きをして、手続きをしなければ失効というのも、逆な気がします。彼女自身2度の離婚経験があるということですが、マニフェストをよく見れば詰めの甘さがチラホラ。

 

よく新人がマニフェストに掲げる突拍子もないものとは違いますが、それでも内容が斬新というか過激過ぎます。彼女はドイツの大政党であるキリスト教社会同盟の党首選にも出馬するような敏腕の政治家です。更には、姉妹政党のキリスト教民主同盟が政権を獲得するなどして、将来的にドイツの首相になる可能性もあった人だったりするのです。

 

その彼女が、ドイツでは7年目ぐらいで離婚するケースが多いという理由でマニフェストを掲げたんですから思い切ったものです。もちろんこの背景には、男性支配の超保守的な党風を変える目的があったりはしたようです。

 

 

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