イギリスのレイトマリッジ現象とコミットメントフォビアを見る

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国内のみでなく、世界の婚活事情に目を向けてみると、イギリスでは年々未婚率が上がり、晩婚化の傾向があるようです。そしてこの晩婚化については、イギリスではレイトマリッジ現象(晩婚化現象)という専門用語が存在するほどに一般的となっているのです。

 

特に晩婚化の傾向がある男性に対しては、“結婚を避ける”という意味を持つ「コミットメントフォビア(結婚恐怖症)」と名付けています。イギリスではこの現象を代表する映画があり、それが「007シリーズ」の主人公ジェームズ・ボンドなのです。映画を見た人であれば分かるでしょうが、この主人公は恋愛はしますが結婚には奥手です。つまり、いくらタフガイに写っていても実際は正にそういうことなのですね。

 

このイギリスでの未婚、晩婚化の増加に関しては、様々な意見が交わされています。その現場の声をここでピックアップしてみましょう。

 

「結婚適齢期の20歳~30歳半ばの層には、親や身近な人が離婚を経験しているケースが多い。そのため痛みや苦労といった現実を知っているから、結婚への“夢”が薄くなってしまっている

「結婚することでお互いを助け合い、歩んでいくというスタンスそのものに疑問を抱き、“自分ひとりで生きていくことが出来る”と考える人が増えている」

「結婚をしたくない人が増えているのではなく、結婚をしたくてもなんらかの事情で“出来ない”人が増えている」

「独身者を対象に行った調査では、70%(※ロンドンTIMES紙調査)もの人が結婚を希望している。しかし、結婚費用が高額なことや、二人で住む家を事前に用意できない、などの経済的な準備が整わないために、なかなか結婚に踏み切れない」

 

 

離婚率と高額な挙式費用

このように、説得力のある意見が多数ありますが、日本とイギリスとの違いはやはり離婚率の差でしょう。近年、国内でも離婚数が多くなったとはいえ、やはりイギリスの離婚率の高さには遠く及びませんので、そうした環境下に身を置いてきたイギリス人たちにとっては必ずしも結婚は“夢”の詰まったものではないということです。

 

また、結婚率の低下には経済的な理由があるのも明白です。どの国を見渡しても、富裕層というのはごく限られた人たちであって、その他のほとんどの人たちは「余裕のある」生活が出来ていない現状があるのです。しかもそこへ来て、イギリスでは年々挙式代が上昇していて、今では挙式費用の平均が2万ポンド(約340万円)にも及ぶそうです。

 

これほどの大金を要するのであれば、ほとんどの人たちは「結婚しよう」という気にはなれないはずですし、例え結婚するカップルがいたとしても挙式をしない人は増えることでしょう。

 

また、安定した雇用下であればその辺もなんとかなるかもしれませんが、今の時代、いつ会社に解雇宣告されるかなんてことは誰にも分からないのです。更に、住む家を準備する資金もない二人にとってはおのずと結婚式などは後回しになりますし、そもそもの結婚自体に対しても二の足を踏んでしまうわけです。

 

 

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