相手のトーンやテンションに合わす
お見合いでは相手の雰囲気やトーン(テンション)に合わすことが肝心です。最初はどうしても、「会話を途切らせたらマズイ」という強迫観念にかられて、無理をして必要以上に明るくふるまったりしてしまうものです。
しかし、無理には当然限界があります。例えば、いま現在のお笑い芸人の人気ぶりにあやかろうと、慣れないジョークを飛ばしたところで誰も笑ってはくれません。確かに、「退屈させてはいけない」という気持ちは分かります。が、まったく畑違いのジャンルで、明るさ勝負で真似たところで足元にも及ばないのは当然ですね。このように、相手を気遣うあまりに、いつもとは違うテンションでお見合いに挑むのは絶対に避けるべきです。
では、ここで根本的な部分を確認しておきます。そもそもお見合いというのは、男性のみでなく、当然女性側も緊張するものです。それどころか、一般的には女性の方が緊張してしまい、あがりやすいものです。これは、男性の方が体格が大きく、「強い」イメージがあるためで、それに圧倒されて威圧感を覚えてしまうらしいのです。日常生活では特別問題にならないようなこうしたことも、お見合いという初対面の異性が限られた空間で会うシチュエーションでは大きなネックになります。
主導権は相手にあるということを念頭に置く
この相手側、女性の気持ちをリラックスさせてトークをするにはどうすれば良いのか。それは、相手の心境にすべからく合わせてあげることです。
これは単に、女性の話す内容に全身全霊で耳を傾けるといったことではありません。例えば、相手がゆっくりと言葉を選ぶように話す人であれば、そのテンポに合せて話してあげます。また、声を張らずにどちらかと言えば小声で話す人には同じように少し自分のトーンを下げてあげる。その逆で、トーンもテンションも高いような人の場合は、無理をしない程度にバランスを取るようにします。
話の内容に関しても同じことです。お互い何も話さず沈黙しているような場合は、男性がリードする必要がありますが、相手が興味のある話をしているならば決してそれを邪魔せずに合わしてあげることです。サポートは全力でするけれども、あくまで主導権は相手にあるということを念頭に置きましょう。
しかしこうすることで、お見合いがすべて上手くいくわけではありません。が、少なくとも相手の緊張感をやわらげてあげて、お互い気持ちの良い、価値のある時間を共有することができるのです。
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