人前や室内では帽子を取る

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突然ですが、アナタは室内でも帽子を被ったままでしょうか? ごく当たり前のことのようですが、一方では知らない人も大勢いるので敢えて言っておきますが、“室内では帽子を取ること”です。

 

確かに、最近の若い世代の人たちはベースボールキャップやニット帽を室内でも平然と被っています。もちろん、それらを全て否定するわけではなく、何度も言うようにTPOに応じて対処する必要があるということを前提に、ここでひも解いていきます。

 

例えば、オフィスで帽子を被ったままの人がいたらそれは当然、目立ってしょうがありませんし、そもそも非常識ですね。でも、レストランや喫茶店で被ったままの人がいてもそれは大した問題にはならないはずです。

 

そして更に、最近は欧米化が進んでいるので一概には言えないケースも多々あります。ですので、一般的には「室内では帽子を取る」ということだけ覚えておきましょう。

 

欧米では必ずしも室内で帽子を取る必要はない

さて、日本では「人前や室内では帽子を取る」ことが一般的に知られていますが、欧米の女性にはこのマナーが通用しないのをご存知でしょうか。それは海外へ行くと、帽子は服と同等のものだという価値観があるからです。そのため、人前だからと言って帽子を取ることはすなわち、大げさに言うと洋服を脱ぐことになるわけですね。でも、だからこそ欧米の女性たちは世界のどの人たちよりも帽子に強いコダワリを持っているのです。

 

しかし、実は歴史を振り返ると、平安から安土桃山時代ぐらいまでは日本でも「人前や室内でも帽子を被っていた」ときがあるのです。国政を担う公家たちが常用していた、上方に尖がった形状の“烏帽子”がそれですね。また、同じアジア圏の韓国や中国を見てみれば、今でもお年を召した方々は普通に室内でも帽子を被っています。

 

では、一体いつから日本ではこの“帽子を取る”マナーが常とされるようになったのでしょう。それは一説によれば、どうやら、江戸時代を境に変わりだしたと言われているのです。

 

江戸時代、つまり徳川幕府が統治していた時期は、確かにどの将軍も帽子は被っていなかったとされています。帽子を被った状態で飯を食べたり、書院でくつろぐ姿というのは記録に残っていません。しかし、天皇の使者である勅使を接待するなどの行事では、烏帽子を被る様子が見られます。つまりこのことから、代々帽子を被る慣習は続いていたのですが、徳川時代にひとつの変換期を迎えたということが分かります。

 

そしてこの慣習は、今でも皇室の行事には採用されています。テレビで見たことがある人も多いでしょうが、室内で帽子を被っている皇族の姿がそこには映し出されているはずです。このように、何か特別な儀式の際は、昔の名残が今もしっかりと生き続けているわけですね。つまり、「帽子の作法」を見ても分かるように、近代国家へと成長していく過程で、日本独自の作法が“深化”を遂げてきたということですね。

 

 

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