【兵庫県】農村漁村の働き手を確保する、“こうのとりの会”の発足

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全国の地方自治体による婚活支援についても見ていきましょう。

 

今や都心に若者が流入してしまい、地方の農村漁村は人手不足で将来が危ぶまれている現状がより深刻化しています。それをなんとかしようと、あの手この手で各自治体がこぞって行動を起こしているわけですが、その中から兵庫県で行われている婚活支援を覗いてみます。

 

兵庫県の農村漁村部に住む若者の婚活を目的に開始された支援は、1999年にスタートしました。狙いはもちろん、「後継者の確保」ですから、これ以上地方に住む働き手の人離れを増やさないように、外部からお嫁さんを呼ぶことで定住してもらおうというのが簡単な主旨です。

 

これは県が主導となり動いた支援策ですから、結果的にはかなりの効果が現れました。まず、名称を兵庫県の県鳥でもあり、国が定める特別天然記念物でもある「コウノトリ」から取り、出会いのサポートセンター「こうのとりの会」として発足。そして、農村漁村部に住む若者と、都心部に住む独身女性との出会いの場を設けたわけです。

 

これは、人気を博した“お見合いテレビ番組”にあるように、今まで“田舎”に興味のあった女性陣を呼び込み、それぞれの生活体験を通してお互いの気持ちが合えば交際が始まるという流れで、無理がなく、また「このような出会いの場を探していた」という人たちがこぞって募集してきたそうです。

 

最初のイメージこそ“田舎”と、若干ネガティブな要素を想像しがちではありますが、そこで働く農村漁村の働き手は都心に住む若者となんら引けを取ることなく、むしろ、「男らしく」、「見栄えも良く」、「責任感がある」など、実は隠れたイケメンの宝庫でもあったのです。

 

 

県主導の婚活支援では会員登録は簡略化されている

こうして県が舵を取って行った婚活支援は除々に身を結ぶことになったのですが、当初、この「こうのとりの会」に登録する資格というのは下記の4つでした。

 

1.20歳以上の独身男女(親の同意があれば20歳未満も可)

2.日本に住んでいる人に限る(男性は兵庫県が指定する農村漁村に住んでいること)

3.兵庫県内の農村漁村に興味があり、活性化に“志”がある人

4.「こうのとりの会」の主旨に対して意を同じく出来る人

 

こうした4つの条件を元に独身女性に呼び掛けたわけです。そして、発足当初の登録時に必要な書類としては、まず、県が用意した「会員申込書」と、“こうのとりの会”への主旨賛同と誠意ある行動を約束する「誓約書へのサイン」がありました。

 

他は、運転免許証もしくは健康保険証、独身証明書などで、民間婚活業者が登録時に求める身元確認書類に比べれば圧倒的に簡略化されていました。これはそもそも、「こうした農村漁村にお嫁に来てくれる人に悪い人などはいない」という概念が少なからずあるからでしょう。また、是が非でもお嫁さんを呼び込みたいために、下手なハードルを設けることは逆に妨げになるからです。

 

このように県が主導となり運営している「こうのとりの会」は、農村漁村の働き手の確保を抱げ、現在も精力的に活動しています。

 

 

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